Wednesday, January 02, 2008

初日の出を拝む

明けまして2日目。
皆様、おめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

というわけで、タイトル通り、初日の出を観に行くイベントで始まりました、2008年。

あゆみヒャンから3日くらい前にお誘いの電話をいただき、
正月の予定を決めていなかったアテクシ達は「おぉ!それはいいアイディア!」とばかりに二つ返事でなんだかノリノリ。
2007年までのアテクシだったら、「いやぁ、1時間のハイクなんて、絶対自分の体が持つまい」と、悔しい気持ちでお断りしていたんじゃないかしら。
でも2008年に向かって、なんだか「やればできるんじゃないか」って気持ちがものすごく後押ししてくれて、気持ちよく「やってみよう!」と思えましてん。これっていい感じかも、と。

2007年12月31日は、日の出から日の入りまで本当に快晴で、こりゃー元旦もいい具合にいくんじゃないかという予想で31日は早々に床に入り、まるで遠足に行く前の日のようにわくわくしながら眠りにつきました。

明けて元旦早朝。
まだ空も暗く、しかしなんだか東の山は霧で見えないような...(不安。
それでも元旦ハイクは初挑戦。しかもいきなり1時間歩くっつー。やっぱり不安。
でもそんな不安は今年はなるべく乗り越えましょう。
絶対スタミナ不足になると直感して、バナナ3本と水1.5lをかばんにぶっこみまして、
前日晴れ渡ったので絶対寒くなるはずなのでものすごく着込みまして、
トレイルを歩くんだからっつーことで登山靴を履きまして。
体力が足りない分、できるかぎりの万全の体制でハイクに望みました。

6時。
某所に集合してあゆみヒャンの車の後について山道を登る事しばし。
Regional Parkの入り口は、まだ日の出前なので閉まってました。
その近くに車を停めて、さぁハイク開始。

しかしまぁ見事な濃霧。
寒いし...。ブレアウィッチかよ!みたいなノリでございます。
我々の20ft先も20ft後も見えない状態で、
あゆみヒャンと旦那さんと、彼らの犬達が先になって歩き始めました。

歩きながら
「もうすぐじゃん?怖いヤツが出てくるのって」とか
「今なんか出て来たらアテクシが一番最初の犠牲者だね」とかいいながら
凍ったトレイルを歩きます。

写真:まりヒャン撮影
出だしから30分もすると、もうかなり暑くなって参りました。
あづー」とか言いながらマフラーを外し、帽子を取り、手袋を取り、
ぐんぐん歩きます。まりヒャンが途中「あー血糖値が下がって来たー」というのですかさずまりヒャンにバナナで燃料補給。
コノ時自分も補給しておけばよかったのかも。


そのうちみんなの歩調からだんだん外れて、あきらかに燃料と体力のなさを実感...。だんだん坂がきつく感じるようになって、息もあがってきて、でも皆は歩調を崩す事なくどんどん先へ...霧の中に消えそうに...。慌ててバナナを一本食べて歩き続けるも、彼らとの距離はだんだんと大きくなっていくばかり。
「もうだめじゃ。アテクシを置いて皆先にいって」という言葉が脳裏を横切る度に、誰かが待っていてくれて励まされ、「うぇーんありがとうがんばる」と、また元気が沸いてくる。

何回かそんな心やさしいフォローに励まされつつも、
「もうまじだめっす。アテクシの事はいいから皆がんばって!いつまでもアテクシのことを忘れないでね!」とかわけわかんない事が脳裏をよぎった瞬間、目的地のベンチが霧の中に浮かび上がって来たではありませんか!すげー!こりゃすげー!筋書き通りじゃん(違!

なんか正月しょっぱなからすごいイベントで、血糖値が下がりまくって体力の限界に疲れた脳みそが作った物語に1人感動しましたよ。

で、7時16分頃目的地到着。

しかししかし。周りがだんだん白みつつなってきても、濃霧は一向に晴れる兆しを見せません。んー。素晴らしい[違]。

でも目的地まで来たんだし、心にも余裕が出て来て記念写真とか。

写真:まりヒャン撮影


まだそれでも霧が晴れませんよ。寒いし。
右をみても...

左をみても...

見事に何も見えない...。
「もう行こう」という事になり、違う道を通って帰る事に。

帰る頃にはだんだん霧が晴れてきて、周りの景色も見えるようになってきました。
こうなってくると暗くて霧でほとんど見えない往きと違って心に余裕が出ます。
だから写真もたくさん撮ってるし(笑。

そうこうしているうちに下り坂も緩やかになり、山の間から光が...!


ご来光〜!
早速皆で拝んでみました。

いやぁ、目的達成。めでたしめでたし。

そしてこの後、我々は初春鍋寄合へと突入するのでした。
なんという楽しい幕開けでしょう。スバラッス。


今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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