Thursday, August 07, 2008

梅あそび - 梅干し編

6月の終わりだったかなぁ、とある日。
お友達のきょんさんから

「梅が手に入りますよ。青いのがいいですか?熟れてるのがいいですか?」

きょんさんが、以前に青梅エキスを作ったのよーってのを聞いていて、
「梅?!梅干しとか梅酒とかの梅?!欲しいなぁ」とくねくねしていたら、
覚えていてくれて声をかけてくれました。
梅酒は前に作った事があるから今年も作ろうと1パウンド。
梅干しは作った事ないのだけど、おいしい梅干しに飢えているので自作してみよう!とこれも1パウンド。
頼んで分けていただきました。

さーて梅干し。どうしたものか。
梅干しの作り方なんて、おばあちゃんかおかあさんか、聞いても「案配」で言われちゃうから電話じゃ難しいしなぁ。と紀伊国屋ブックストアへ足を運んでみました。
そしたらなんと!「きょうの料理6月号」の表紙には「梅干し」。素晴らしい。

丁寧な詳しい作りたいという人は、本かインターネットできっちりしたのを調べてくださいね。

[我が家の簡単梅干し]
材料:
完熟梅500グラム位
塩75グラム位
ウォッカ(梅を洗って消毒するため)

道具:
ziploc:2枚
底の深いタッパウェア:1個
ボウル:1個
爪楊枝:1〜2本

今回は焼酎は高いので、安いウォッカを使うことに。

一応「きょうの料理」を参考にいたしました。
やはり日本の昨今のレシピは健康志向。梅干しも減塩です。
しかし読んでいくと、「減塩梅干し」は「カビが生えやすい」そうなんですよ。
さてはて。減塩。11%。ずぼらな私の初めての梅干し作りでいきなり減塩に挑戦?
あまり自信もありませんし、ここはちょっと高めの15%くらいで。

[洗う]
さてさて、いただいた梅。きれいに洗いましょう。
ごしごししてしまうと表面の皮がずるりとしてしまいます。
一つ一つ丁寧に水で洗いましょう。
そして梅のヘタもしっかり爪楊枝で丁寧に取り除きます。

[乾かす]
洗った梅はよく乾かします。ざるとかに並べたり、キッチンペーパーとかを下に敷いたりして。

[消毒]
すっかり乾いた梅を、ウォッカで消毒。ボウルに梅を入れて、ウォッカをふりかける感じで梅に行き渡らせます。
あんまり入れすぎるとびしゃびしゃになってしまうので、まぶす程度で。

[塩をまぶす]
分量の半分くらいの塩を梅にまぶしつけます。

[タッパーに並べる]
タッパーの内側にziplocを入れて、その中に塩まぶした梅を並べていきます。

[塩をかける]
並べた上に塩をかけます。多分500グラムだったら1段くらいに並べきるとおもうのだけど、段ごとに塩を上からかけていきます。最上段にも塩をかけます。

[ziplocを閉じる]
空気をできるだけ抜いて、ziplocを閉じます。

[重石をのせる]
もう一つのziplocに1キロの水を入れて閉じ、これを重石にして、梅の入ったziplogの上に乗せます。


これで大体1ヶ月。部屋のあまり温度の高くない暗い場所(シンクの下とか)に置いておきます。
少しすると、梅から水が出てきてます。これは「梅酢」というそうです。

1ヶ月くらいすると、この梅酢が梅の最上段の上くらいまで上がってきていると思います。


[天日に干す]
日本では土用の日に梅を取り出して天日干しをするそうです。
カリフォルニアでは毎日晴れているので急な雨の心配はありません。ラッキー。
ziplocから梅を取り出してざるに等間隔に離して並べます。
梅酢はとっておきます。後で使うよ。
漬けていた梅は、1ヶ月で赤くなってます。真っ赤じゃないけど。
赤い紫蘇が今回はなかったのですけど、赤シソがあったらもっと素敵かも。

私は朝外に出して、夜は取り込みました。
夜はいろんな動物が出てくるからね(笑。

[瓶に詰めて保存]
さて3日干すと、梅の表面にうっすら塩が浮いてます。
これを丁寧に熱湯消毒した瓶などに詰めて、上からとっておいた梅酢をかけます。


完成!

ちょっとしか作らなかったけど、8月初め、昔味のおいしい梅干しができあがりました。
来年はもっと作るぞぅ。

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